♿ アクセシブルカラーパレット生成

基準となる色を1つ選ぶだけで、その色相を保ったまま明度を変化させた10段階のカラーパレットを生成し、それぞれの色と白テキスト・黒テキストとのコントラスト比(WCAG 2.1基準)を同時に確認できるツールです。コントラスト比が4.5:1以上の組み合わせには合格マークが表示されます。Webサイトやアプリのアクセシブルな配色を検討する際に便利です。

使い方

  1. カラーピッカーまたはHEXコード入力欄で基準となる色を選びます。
  2. 10段階の明度パレットが自動的に生成されます。
  3. 各色をクリックするとHEXコードがコピーされます。バッジは白・黒テキストそれぞれとのコントラスト比とWCAG AA基準(4.5:1以上)の合否を示します。

計算の仕組み

このツールは、基本の色1つから明るさの違う10段階の色(パレット)を作り、それぞれの色について、白・黒の背景とのコントラスト比を表示します。 1. 基本の色をHSL(色相・彩度・明度)に変換します。 2. 色相と彩度はそのままで、明度を95%から8%まで10段階に変えた色を作ります。 3. 各色と白・黒とのコントラスト比を、WCAG 2.xの式で計算します。 コントラスト比 = (明るい方の相対輝度 + 0.05) ÷ (暗い方の相対輝度 + 0.05) WCAGでは、通常の文字は4.5:1以上(AA)、7:1以上(AAA)、大きな文字は3:1以上(AA)が基準です。どの明るさの色なら白い背景の文字に使えるか、黒い背景なら使えるかを一目で確認できます。

計算例

基本の色 #2563eb(色相221°、彩度83%)の場合 明度65%: #5c8af0 → 白とのコントラスト比 3.31(大きな文字のみAA) 明度55%: #2d69ec → 4.86(通常の文字でもAA) 明度45%: #134fd2 → 6.81(AA) 明度35%: #0f3ea3 → 9.41(AAA) 白い背景の本文には明度45%より暗い色、黒い背景の本文には明度65%より明るい色が使えることがわかります。

使用上の注意

  • HSLの明度が同じでも、色相によって見た目の明るさは大きく違います(黄色は明るく、青は暗く見えます)。そのため、色相によっては同じ段階でもコントラスト比が大きく変わります。
  • コントラスト比は、色の見分けやすさの目安のひとつです。色だけで情報を伝えないようにすることも大切です。
  • 次の版のWCAG 3で検討されているAPCAという方式では、コントラストの計算方法が異なります。

よくある質問

コントラスト比4.5:1とはどういう基準ですか?

WCAG(Webコンテンツアクセシビリティガイドライン)2.1のレベルAAが定める、通常サイズの文字に求められる最低限のコントラスト比です。この基準を満たすと、視力の弱い方でも文字を読みやすくなります。

生成される10段階の色は何を基準に決まっていますか?

選んだ基準色の色相(Hue)と彩度(Saturation)を保ったまま、明度(Lightness)を95%から8%まで10段階に変化させています。

大きな文字(見出しなど)の基準も同じですか?

いいえ。WCAG AA基準では、18pt以上(太字は14pt以上)の大きな文字は3:1以上のコントラスト比で合格となります。このツールは通常サイズの文字向けの4.5:1を基準に判定しています。